VQ1015 Entryが届いたよ。

「9月のちょっと涼しくなった時には…」と言われたのでまだかまだかと待ち続けた結果、紅葉も終わりかけの時期の発売になってしまったVQ1015 Entry。
早速届いたのでGenieIIIとの比較しつつ、感想やら撮影結果やらをちょこっと。
※これはVQ1015 Entryについてのレビューなので、VQ1015 Classicが気になっちゃう人はClassic買えなかった時にでも参考にしてちょ。あぁややこしや。

外観とか

限定の文字に負けてショッキングピンクを注文。パッケージはブリスターパッケージ。これ嫌いなんだよねー。

大きな違いは無いものの、レンズ周りがなんか変わってます。
1つはレンズの穴がかなり大きくなっていること。もう1つはレンズの位置が奥の方になっていること。

なんでかなーと考えたんですが、おそらく周辺光度落ちのためじゃないかな、と。

本体の中身

撮影もしないままに省エネ改造*1をしようと思ったら、電池ボックスがキツキツで余裕が無いので電池を浮かすことができない…

てなわけで早速分解。正面に位置しているネジがホットボンドで埋められていました。

そんなことにも気づかず早くもネジがバカになったと思い焦ってしまった…
で、問題の中身なんですが、GenieIIIの方の写真が残ってないんで比較できないんですが基盤の構造が全然違う!(まぁ当然か…)

基盤がしっかり固定されてて、まぁまぁ力を入れないと2つにぱっくり割れませんでした。
(ちなみに、分解したときにスピーカーの線が切れてしまい泣きそうになったけど、落ち着いてハンダ付けしてなんとか復活しました。分解する人は気をつけてください。あのかすかな"ピピッ!ピッ!"が結構大切なんだなー。)

写真の具合

そして最重要項目!写り具合なんですが…正直やっぱりGenieIIIにはかないませんでした。。。
外観のところで触れたように、周辺光度落ちだけはしっかりしてるんだけど、他に関してはどうも魅力があんまり無い感じです…
しかも、なんだかISO感度が高いのか明る色のものを撮ると、白色が飛んでしまってちょっぴりファンタジーなかんじになってしまいます。

それと、暗いところでの撮影時に微妙なノイズが入ってしまいます。

白色が飛ぶのは若干の手ぶれのせいもあるかもしれないけど、ノイズの入り具合はISO感度を高くしたときに出るものに似てるので、これらの症状はISO感度が高めになった可能性が高そうです。

とはいえども、GenieIIIとは違う感じで撮れるので、これはこれでオッケーな気がします。
  
  
その他の写真は随時こちら(NTDSK's fotolife - VQ1015)にアップしていきマース。

隠し要素?

Vista Quest日本公式ページや、プロキッチンでこっそり配布されているファームウェアなんですが、これが結構今後VQ1015の威力を無限大に引き出す可能性を秘めてる気がします。
現時点では、初期状態の0727ファームと、モノクロになる0612ファームしか公開されてませんが、もう一つ準備中になっている0909ファームは「より青みの強い写真が撮影できます」とのことなので、今後いろんな種類のファームウェアが公開されれば、自分好みの色設定にできるようになるわけです。
さらに夢を膨らませると、世界のどこかにいるエライ人が、自分でファームウェアを作れるツールなんかを出しちゃってウハウハってことにもなりかねません。
ちなみに、ファームウェアの書き換えはうちに最近やってきたMacBook(OS X Leopard)でもうまくできました。

総評とまではいかないけど、締め的なやつ

まぁ元々トイデジ入門機と明言されてるのでVQ1005 or GenieIIIの再現を求めるのはちょっと贅沢なのかもしれませんが、まぁそれなりに面白いのが撮れるので、まさにトイデジ入門用って感じですかね。(自分もトイデジ触りだして1年経ってませんが…)
というわけで、現時点で個人的にはGenieIIIには到底及ばず、勝っているのはボディの色のみで、それほど愛着がわいてないのでファームウェアに大きな期待をしてます。いっぱいファームウェア出して出して!もしくはエライ人がファームウェアを作れるようにして!

おしまい!