デジタルコワイ

延々と録画していた、爆笑問題のニッポンの教養の録画フォルダが知らない間に跡形もなく消え去っていた。

本当に記憶が無い。というか、記憶があるうちは消すはずが無い。
眠気MAXのときに作業していて誤って消してしまったか、ウィルスかなんかでピンポイントで消されたかしか思いつかない。

ほんまにショックや…もうだめだ…と思いながら、HDDを呆然と眺めていると、見覚えの無い「FSCK0000.REN」というフォルダが。

ナニコレ?と思って中を見ると、中身は爆笑問題の日本の教養フォルダそのもの。

どうやらフォルダのリネームが行われていたらしい。調べたら原因はこのまえ使った1CD Linuxのせいっぽい。

とりあえずデータが無事でよかった。

デジタルデータの存在感

しかしデジタルデータというものは本当に愛着が沸かない。無機質だとか、ぬくもりがないとかそういう表現しか出来ないけど、なにかそういう感じ。
効率を重視する上ではとても大事なことではあるが、手に入れるまでの過程の時点で人の気配が無い。消えるときは一瞬で消えてしまうし、なにか「持っている」という感覚がほとんど無い。なにか手で触って始めて「持っている」感覚が生まれる気がする。

だから未だにダウンロード販売は快く手を出す気になれない。
いくらお金を払ったとしても好きになれない気がするから。

アナログとCDよりも、CDとダウンロードのほうがそのあたりの差は大きいと思う。